手術翌日。。。
正確には手術は朝までかかったので、その日の午後1:00、術後の説明を聞くために大学病院へ行く。
術前の説明では肺を一つ摘出すると言う事だったけれど、実際には肺の腫瘍は小さく、今後の生活を考えて一部を摘出。
リンパ節も若干腫れていたそうだ。
ただ、前縦隔膜?胸膜?への癒着が酷く、それを剥がす作業に時間がかかり、手術が始まったのも、夜の9:00頃で、明け方までかかったらしい。。。
手術前に予定より遅れて手術を始める事を連絡するか迷ったけれど、当初、12:00頃までには終わる予定だったので、そのまま手術を始めたそうだ。
取るべきものは全部取れたけれど、悪性だと再発の可能性があるので、摘出した物を検査へ。
暫くは術後管理で、面会は出来ず、今の容態は安定して、本犬も元気、ただ、当分は急変も有りうるとのお話だった。
玲雄の状態が安定するまでは、面会ができなくても、近くに居てやるつもりで準備をしていた。
なので、当面はホテルに滞在する旨をお話し、先生の時間が取れる時に合わせて、様子を伺いに来ても良いか尋ねてみたところ。。。
「明日は外科の診療が無いので、ゆっくりお話ができると思いますからどうぞ」と仰ってくださった。
正直、大学病院と言うと、「3時間待ちの3分診療」のイメージがあった。
患者からすれば、先生は一人だけれど、先生からすれば大勢の患者を抱えてお忙しいだろう。。。
こちらにも察することはできるので、「お時間を作って頂けませんか」と言うのも、なかなか言いだしにくい。。。
なので、翌日時間を作って頂けると言う事で、少しホッとして、病院を出た。。。
殆ど寝ていなかったけれど、帰りはホテルまで歩いてみた。
40分かかったけれど、頭の中を整理しながら歩くには、ちょうど良かったかもしれない。。。