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(3月25日手術翌日の回想記事)
手術翌々日。。。
朝、9:23先生から電話を頂く。
空気漏れの量が増え、想定していた数値を超えているので、そのまま増え続ければ、再手術の可能性もあると言う。

午後1:00前病院へ。
午前中の電話の内容を詳しく伺った。
術後多少の空気漏れは想定内だけれど、玲雄の現状は、2〜3時間おきに空気を抜かなければ気胸を起こす可能性があると言われ、あまり良い状況ではなかった。
数値的には再手術の必要が有るかどうか微妙、できれば手術は回避したいので、様子を見たいと先生は仰った。

玲雄の様子は、本犬、ご飯も食べ、動きもし、吠えたてるほど元気らしい。。。
しかし、吠えると益々傷が開いて、空気漏れを加速させる可能性がある。
先生はそれをとても危惧されているご様子。。。
お話を伺っていて、私が来ている事が玲雄には解っているのではないか?
私が帰った後、より一層吠えているのかもしれない。。。
そう思い、先生にお聞きすると、「けっこう吠えていますので、それだけではないでしょうけれど、来られているのはわかっているかもしれません」と。
だとしたら。。。私がここへ足を運ぶのは、先生にご迷惑をかけるばかりか、玲雄の治療の妨げになる。

だとすれば、私は自宅に戻った方が良い。
当分面会はできそうにないので、様子を聞くだけならば、電話でも可能。
しかし、こちらから、電話をかけても良いのだろうか。。。
それに、まだ、安定した状態ではなく、急変の可能性もある、自宅から大学病院まで2〜3時間はかかる、もし、なにかあったら。。。
再手術をするかどうか、いつ頃決まるのだろう。。。
短期間に二度も手術をして、13歳の玲雄の体力で大丈夫なのか。。。
そうなると入院期間は2倍?そんなに玲雄のメンタル面は持ち堪えられるだろうか。。。

思う事、伺いたい事は沢山有る、しかし、どこまで先生にお聞きして良いのだろう?その辺りの判断は難しい。。。
でも。。。先生とゆっくりお話できるチャンスはそうそう無いかもしれない。。。
先生にはご迷惑だろうけれど、「心の中に有る事を率直にお話してみよう」心が決まった。

先生のお人柄なのか、こう言う患者の家族に慣れておいでなのか、私が想像していた以上に、丁寧に話を聞いて、一緒に考えてくださった。
話し合う中で、見えてきた事、気付いた事もあった。
「今後の事は先生にお任せしよう」素直にそう思え、家に戻る気持ちになれた。