2011年 玲雄入院中ブログ記事↓            2011ダイリーTopへ
有難うございました
お蔭様で今朝の4時前に玲雄の手術が終りました。
夕方からの手術なので終るのは深夜になるかもとは伺っていましたが、さすがに日付が変わった辺りから、先生からお電話が入るまでは生きた心地がしませんでした。
手術は上手くいったと言うことですが、しばらくは感染症などを含めて、慎重な管理が必要だそうです。
こちらのブログのコメント、メール、電話等々、ご心配いただいた皆様ありがとうございました。
今しばらくは、ばたばたしそうで、お返事等遅れるかと思います。
お世話になった先生方にも、お友達にも、本当に感謝しています。
(3月24日ブログ記事)
玲雄の手術から。。。
現地での3泊4日のビジネスホテル暮らしから、今日一旦帰宅。
玲雄は朝までかかった手術のその日の晩御飯からしっかり食べ、吠え、歩き、今日は散歩にも出してもらえるくらい、元気な様子。
しかし、本犬的には元気でも、術後の経過(数字的)には問題があり、まだ安心できる状況ではないそうです。
当分は面会はできないとわかっていても、安定するまでは傍に居るつもりでしたが、滞在中に先生と良く話し合い、長丁場の可能性も考えて、帰る事にしました。
この4日間、色んな事を体験し、考えさせられ、玲雄の事、自分の事、発見もあり。。。
ただ、玲雄が私が思うより、ずっと逞しく、環境に順応してくれた事と、先生がお忙しい中、時間をさいて、向き合ってくださった事が、私の心を軽くしてくれました。
先生にもご迷惑をかけ、家族にも不自由をさせ、私の我儘で申し訳無かったと反省しつつも、自分の中で整理が付くまで、玲雄の傍に居られた事、良かったと思います。

滞在中も、お友達にメール、お電話を頂いて、随分勇気づけられました。
気にかけて頂いて、有難うございました。
(3月26日ブログ記事)
土曜、日曜と。。。
病院がお休みなので、先生がお電話をくださった。
と、言う事は先生は休日出勤をされている。。。ドクターと言うお仕事も本当に大変。。。
内容は、玲雄は元気だけれど、数値は相変わらず微妙で、このまま下がれば抜糸を待つだけだけれど、数値が上がれば再手術。。。
環境にも徐々に慣れてはいるようだけれど、時々吠えているらしい。。。
先生は出来れば再手術は避けたいので、もう暫く様子をみたいとおっしゃった。
玲雄は今の状況をどう思っているのだろうか。。。
(3月27日ブログ記事)
数日家を空けていたので。。。
今日は、いつも以上に、朝から掃除洗濯。。。
習慣とは恐ろしいもので、普段なら玲雄のお庭タイム、家事をしながら、「そろそろ玲雄を家に上げなければ」とふと思う。
次の瞬間、寂しくなって、「玲雄は今頃どうしてるのだろう」と、心配になる。
玲雄が家に居る時は、さほど感じてなかったし、そうかまっていたわけではないけれど、私の日常のプログラムの彼方此方に、玲雄の存在がインプットされている。
家の事をしているうちに、あっという間に午前中が過ぎ、病院に電話をかける。
再手術をするなら、今週か来週の水曜日と伺っていたが、今日は少し数値が下がっているので、もう少し様子をみられるそうだ。
ちなみに本犬は元気にしているとのことで、ホッとした。

午後からは、ワクチンの案内が来ていたかかりつけの先生の所に事情を話に、現在お世話になっている先生の所には、術後の報告に、それぞれ伺った。
(3月28日ブログ記事)
今日も。。。
玲雄は元気。。。しかし。。。数値は上昇(>_<)。。。らしい。。。
「まだ、傷が塞がる可能性は有るので、明日は再手術を見送り、来週まで様子を見ましょう」と、先生にお電話を頂いた。
「そろそろ面会」の話もチラホラでたけれど、吠えると傷が開く可能性もあるので、ぐっと堪えてもう少し我慢。。。
今日は先生の診察日では無いので、先生もいくらか余裕があったのか、玲雄の事をいくつか聞かれた。
こう言うお話の中に、玲雄の様子を垣間見たり、先生を始め、病院の方が玲雄を見ていてくださっているのだなぁと安心したり。。。
今、玲雄と繋がっているのは、先生との電話だけ。。。
お忙しい先生には、本当に申し訳なく思うけれど、「元気ですよ」の一言に、日々救われているような気がします。
(3月29日ブログ記事)
毎週。。。
水曜日、大学病院は手術日。
先生はいつにもまして忙しく、恐らくは、先週の私のような思いで待っている患者さんのご家族もおいでだろう。。。
そう思うと、さすがに今日は電話をするのははばかられたので、今日の玲雄の様子はわからないけれど、連絡が無いと言う事は、可も無く不可も無くと言う事だろう。。。
玲雄の事を考えると、もののたとえではなく、リアルに胃がキリキリするので、出来るだけ考えないようにはしているけれど、どう頑張っても忘れることは不可能。。。
自身のかかりつけの先生に、玲雄の手術前から「胃カメラにいきなさい」と言われているけれど、いつ、玲雄の事で電話があるかと思うと、半日がかりの検査に行く気にもなれず。。。
胃はストレスと直結しているので、玲雄の再手術が無くなれば、私の胃も復活するような気がします。
(3月30日ブログ記事)
今日も。。。
玲雄は元気、しかし、数値的には今一つ。。。
ただ昨日は「このままいけるかも」と、先生が思うほど数値も改善されていて、今日もさほどは高く無いそうだ。
なんとか再手術にならずに済んで欲しい。。。
最近は吠える回数も減り「ハウス」と言うと自分のゲージに入っていくので、先生も「だいぶ慣れて、あまり嫌な所ではなくなったように見えますよ」と。。。
私は大学病院のHPで見た、入院室に居るとばかり思っていたら、まだ、酸素ゲージなる所に居るそうだ。
とにかく吠えると良くないので、前回「なぜ吠えるのか?」を先生と話していた際、トイレの可能性(室内では絶対にトイレをしたくない玲雄)などもお話した所、マメに外にも出して頂いている様子。
電話の度に、聞かれる事が有るのは、保護者的には、気にかけて頂ける事が嬉しいけれど、玲雄は結構手のかかる患者で、私は「超」が付くほどの心配症。
日が経つにつれ、少しづつ、平常心が戻ってくると、ご迷惑をおかけしている事が少々恥ずかしくなってきた(^_^;)。
それでも、折に触れ連絡をくださる先生のお心遣いと、「毎日電話して頂いて、良いですよ」の一言が無かったら、軟弱者の私は家でじっとはしていられなかったかも。。。
実際土曜日の帰宅以降、先生から3度連絡を頂いて、私から2度電話をかけたので、ほぼ毎日のように玲雄の様子がわかり、受話器を置くと、私の心は少し軽くなっている。
長時間の手術に耐え、痛みを我慢し、一変した環境になんとか順応しようとしている玲雄の方が、ずっと逞しく、飼い主としてはただただ面目無い(>_<)。
(3月31日ブログ記事)
玲雄の手術前から。。。
胃の調子が悪く、扁桃腺で受診した際、私のかかりつけの先生から「胃カメラに行きなさい」と言われていたので、今日は朝から病院へ。
胃の中は結構傷が有り、彼方此方から出血はしていたものの、幸い胃潰瘍では無く、胃炎。
何度か胃潰瘍の治療経験があるので、胃炎と言われて、ちょっとホッとした。
帰宅した所へ、玲雄の先生からお電話を頂く。
玲雄、昨日は下痢をしたらしいが、今日は大丈夫なので、心配はいらないでしょう、と言うお話。
玲雄の下痢は、大抵冷えかストレス、可哀そうだけれど、どうしようもない。
空気漏れの数値は相変わらず一進一退、それでも平均すると下がり傾向なので、このまま極端に上がらなければ、もう暫く様子をみる方向で先生はお考えのようだった。
ただ、長期間になると、それに伴った問題も考えて行く必要が有りそうで頭が痛い。

午後からは、用事を片づけるため博多へ。。。
ここの所、玲雄の事が気になって、必要最小限、近くにしか出かけなかったけれど、博多なら、仮に病院から連絡があっても、新幹線があるので、自宅からより早く玲雄の所へ行ける。
それに明日、明後日なるど氏が休みなので、どうにでも対応できる。
午前中の検査で多少は疲れていたけれど、結果が思っていたほど悪くなかったので、気分は良い。
来週も全く予定がたたないので、思い切って出かけた。
用事も片付き、友達にも会え、せっかくなので、少し新規オープンのデパートも歩いてきた。
多少は気分転換になったけれど、やっぱり玲雄の事が頭からは離れない。
玲雄にとって、一番良い今後の展開を冷静に考えるためにも、どこかで、気持ちを立て直したいと、思ってはいるんですけどねぇ〜。。。
(4月1日ブログ記事)
時節柄。。。
毎日玲雄の事で、頭が一杯な自分をどうかと思う時がある。
被災地での報道を見聞きし、悲しみを抱えながらも前を向いて頑張っていらっしゃる方々や、日々現地で救援活動に奔走されている方々の事を考えると。。。
目の前の不安で一杯一杯になっている自分が情けなくもある。

今日は屋根の上で生きていた犬の救出が報道されていた。
三週間どんな思いで流されていたのだろうか。。。救助され、毛布に包まっている姿を見た時には涙があふれた。
泣く泣く愛犬を手放されていた方の姿も、保護されている犬達も見た。
沢山の方が亡くなり、家族の安否さえもわからず、幾つもの町が壊滅状態になっているのだから、飼い主を失った犬達も沢山いる。。。

玲雄は今、安全な場所で、きちんと管理され、手厚い治療を受けている。
玲雄に対して今の私にできる事は無く、どんなに心配しても何の足しにもならない。
それならば、自分にできる事をした方が良いのでは?
私にも何かできる事は有るはずだ。。。
頭では分かっている。。。
けれど、何をしていても玲雄の事ばかり考えていて、気持ちに全く余裕が無いのが今の私。。。
気がついた時に、スーパーの募金箱に。。。
目に付いたポイントの義援金案内で。。。
本当にささやかな事だけだ。。。
大勢の方が、誰かの為に頑張っている時に、申し訳ないとは思いつつも、「自分に今できる事は何か?本当は何をすべきか?」を、まだまだ考えられずにいます。。。
午後8時ごろ。。。
「すみません、忘れてました」と、玲雄の先生からお電話を頂いた。
「いえいえ、先生お休みでしょう、本当にすみません」と、私。
「休みでもなんだかんだとする事があるんです」と、先生。
さすがに今日はお電話を頂けるとは思っていなかったので、本当に申し訳なく思い。。。
「先生とお電話でお話させて頂くと、私の心は軽くなりますが、その分先生のお仕事を増やして、負担を重くしているようで、お電話を少しは控えようと考えていました」とお話すると。。。
「では、明日は変わりなければ電話はしませんけど、月曜日はかけて頂いて良いですよ」と仰ってくださった。
ただただ恐縮する私に、「仕事ですから。。。僕も頑張りますから、お母さんも頑張ってください」と。
しかし。。。私に頑張れる事と言ったら、ただ待つ事だけで。。。
それでも「お母さんも頑張ってください」と言われるのは、やっぱり私が普通の状態では無いのだろう。。。
今日も、そもそも電話を最初に受けたのはなるど氏で、電話を切った後で、ふと、なぜ代わってくれたのだろう?
経過の事なら、なるど氏でも良かったのでは?と思って聞いてみると、先生が「奥さんが心配しているのではないかと・・・・・・・」と言われたから代わった方が良いと思ったそうだ。
と、言う事は、それだけ今の私の状態は、普通では無く、周囲に心配され、迷惑をかけていると言う事だ。
そう言えば、昨日会った長い付き合いの友達からも「大丈夫ね?」と言われた(>_<)。

自分でも、玲雄の事になると、心配症に拍車がかかり、感情の振れ幅が大きくなると言う自覚はあった。
けれど、半世紀近く生きて来て、今まで、こんなに物事を弱気?悲観的?にばかり考えてしまう事は無かった気がする。
確かに心配症で、神経質なので、自分の中で整理が付くまでは愚図愚図と迷うけれど、反面、一端決めた事は強気に通す所があって、結果がどうであっても後悔することは少なかった気がする。
こんなに心もとない自分が居たとは。。。自分で自分に困惑している。

ちなみに今日の玲雄は。。。
先生が忘れるくらい(笑)、変わった事も無く、経過は徐々に上向き。
ただ、今まで良かったり、悪かったりを繰り返しているので、先生はまだ楽観視はしていないと仰った。
日々の様子は、先生の言葉をお借りすると「まだ、言う事は聞いてくれませんが、僕の後を付いてまわったりもしてきだしたので、少しは頼って来ているのかな」と。
どうやら、すんなりとは馴染めない子のようですが、ホームシックで弱っていると言う事は今の所無さそうです。
(4月2日ブログ記事)
今日は。。。
いつもよりも、早い、11時頃に先生からお電話を頂く。。。
「ここ数日、空気が漏れていないので、検査をして、良ければドレーンを抜こうと思うのですが、検査をして良いですか」と。
「先生にお任せしますので、玲雄にとってい一番良いようにしてください」と私。
検査の為には麻酔が必要なので飼い主の承諾がいるのだろうか。。。
午後7時頃、先生から再びお電話を頂き「今麻酔からも覚めました」
「結果は完全では無いですが、概ね空気が抜けていたので、ドレーンは抜きましたが、経過を見て、また、空気漏れが有れば、もう一度ドレーンをいれます」と。
ただ、このまま経過が良ければ、近いうちに退院の可能性も。
退院と言っても1〜2カ月は自宅療養で、安静にしていなければ、また、穴があく可能性も有ると言うので、正直恐い、が、それでも「退院」の二文字が見えて来た。
「玲雄、良い子にして、早くお家に帰ろう!」この思いが玲雄に届きますように。
(4月4日ブログ記事)
今日は。。。
私の方から先生に電話で、その後の経過を伺う。。。
今の所、玲雄の状態は良好。

昨日最初のお話では、「このまま空気漏れが無ければ、今週末に退院の方向」だったけれど。。。
色々とお話を伺っている間に私が不安になり、先生も「もう少し考えてみます」と一端保留になっていた退院の時期は、予定通り、このまま退院させるか?
もう一度検査をして、今わずかに残っている空気が完全に抜けたのを確認してから退院させるべきか?
退院後、1週間ほどして、もう一度検査をするか、思案中とのこと。
どうもお話の雰囲気から察するに、思案の原因は玲雄の状態と言うよりは、私の不安?
そう感じたので、「私もあれから色々と考えたのですが、先生は今までの経緯を考えると、かなり慎重な方だと。。。」
「その先生から、退院のお話が出たのだから、多少リスクのお話もされたけれども、恐らくは大丈夫と言う事なんだ。。。と、考えがいきつきました」と、率直に話してみた。
すると先生「僕はかなり慎重な方だと思います」と笑っておられた。
「安心しました」と、私。

結果、このまま変化が無ければ、と、言うのが、大前提ではありますが、金曜日、玲雄はお家に帰れるかもしれません(^.^)。
ちなみにその場合、私一人で大学病院まで運転初挑戦。
自他共に認める方向音痴なので、前日に行こうかと。。。(^_^;)
今後の為にも練習しておくにこしたことはない!私的には大決心!←(ハイ、大げさです(^^ゞ)。
もし迷っても、のんびりと、一日がかり覚悟なら、辿りつくでしょう(爆)。

いつも病院にかかると感じる事ですが。。。
病院の先生方は、人、犬問わず、一般的に、はっきりと「大丈夫」とは、なかなか仰らない。
必ず少ない可能性であってもリスクを説明される。
それは立場上、或いは無用なトラブルを回避するためには必要なのだと思う。
しかし。。。
それがどの程度のリスクなのか?私にとってはその判断が難しい。。。(>_<)
(4月5日ブログ記事)
今日も。。。
玲雄は元気。。。
明日問題無ければ、明後日退院。

今日もお友達からお電話やメールを頂いた。
玲雄の事、心配して頂いて、本当に有難い。

私が昨日のブログで、一人で大学病院まで行くと書いたものだから、それを心配してくれた友達もいた。
何人かの友達からは、「あなたが一人、車で県外まで行くのは無謀(爆)」とまで言われる始末(^_^;)。
私の運転する車に乗った事のある友達は、皆、同じ事を言う、私の方向音痴は特別らしい(>_<)。
それでも、一日がかりで行くから大丈夫、と、言ってみたけれど、結局、「丁度仕事が休みだから、一緒に行ってあげるから金曜日に日帰りしよう」と言ってくれた友達に甘える事にした。
玲雄のお迎え、我が家の車で行くので、往復運転は私がするけれど、しっかり者の友達がナビをしてくれると言うので、道に迷う心配は無くなった(笑)。
これから検査などで、一人で往復する事もあるかもしれないので、日帰りで行く練習をするには良いチャンス。
せっかくのお休みをつぶして、友達には申し訳ないけれど、友情に感謝<(__)>。
と、言う事で、予定変更、明日の検査結果が良ければ、金曜日に日帰りでお迎えに行くことになりました(^.^)。
心配してくださった、皆さま、有難うございました。
(4月6日ブログ記事)
お陰様で。。。
晴れて明日退院、バンザ〜イ!と、一番言いたいのは坊主でしょうか(笑)。
まだまだ自宅療養は続きますが、とにかく家に連れて帰れると言うので一安心。
しかし。。。先生から「まだドレーンを抜いた所の抜糸が残っているので、シャンプーが出来なかったので、そのままお返しします」と言われ。。。
多分今まで見た事の無いような状態で帰ってくるのではないかと(^_^;)。
なるど氏はそんな坊主の姿を見たら、私が不憫で泣くんじゃないかと。。。
いえいえ、そんな事も有ろうかと、昨日動物病院で、病中でも大丈夫と言うふき取りタイプの泡シャンプーを頂き、部屋やソファーの敷布も準備。。。
元気に帰って来てさえくれれば、なんとでも。。。
何も知らない坊主、明日、お迎えに行くと、どんな顔をするのでしょうか。。。
(4月7日ブログ記事)