★2005*10*20(玲雄との暮らし)★

玲雄と暮らし始めて、彼がどれほど家族の行動を日々観察しているかと言う事に驚く場面によく、遭遇する。
勿論些細な事の方が多いし、玲雄にとって都合の良い事(笑)も多いのだけれど、自分では気づかない癖のようなものに気づかされる事もある。

例えば1
私の電話。電話を切るときに私には口癖があるようで、それまで少し、離れた所に寝ていた玲雄がその言葉で起き上がる。

例えば2
ここの所玲雄のご飯をHPにアップする為、食事の前に写真を写す私。
夕方は、母の晩御飯のおすそ分けに預かろう(^_^;)と、階下で待機している玲雄。
ところが、デジカメの電源を入れた途端、階段を駆け上がってくる。
以前は玲雄の食器を洗い始めると、駆け上がってきたのだが、同じ時間帯に他の食器を洗っていても反応はなかった。
デジカメの電源を入れる音も、小さな音だけれど、玲雄が聞き逃す事はなく、他の場面ではデジカメに反応する事もない。
夕方の玲雄の神経は家中に張り巡らされているのだろうか。。。

例えば3
私は買い物やちょっとご近所まで、といった場合お化粧をする事はなく、着替えるだけだ。
玲雄も直ぐに帰ってくるのがわかっているのか、さして慌てた様子もない。
ところが私がお化粧を始めると彼はバタバタと落ち着かない、自分も行くとアピール(笑)そう言う場合「お留守番」と言われたときの彼の落胆は見ていてはっきりわかる落ち込みぶりだ(笑)。

例えば4
玲雄は部屋に誰か居れば、電話が鳴っても吠える事は無い。
たまたま、玲雄だけが部屋に居て、隣の部屋や、庭に私が居るときに電話が鳴れば遠吠えをする。
ところがなるど氏の携帯の4つの音(グループによって呼び出し音が違う)のただ一つ、犬友グループの音楽だけは、私達が部屋に居ても吠える。しかもご丁寧に電話の傍まで行って「早く、早く、と、言わんばかりに、地団太を踏みながら」(笑)。
一度バッグに携帯が入っていて、私達には聞こえない事があった。
玲雄はバックと私の顔を交互に見ながら吠え続ける。
「ん???」と思って近づくと、かすかに音楽が鳴っていた。
いつも携帯を身近に置いていないなるど氏は、携帯がなると、探す。
多分そこを見越して玲雄は携帯の傍まで行って吠えるのだろう。
これも、犬友の電話がなると、お出かけになる事が多いので、玲雄にとって良い事だから学習したのかもしれないけれど(笑)。

あれこれ書くときりがない、まして今に始まった事ではないけれど、多分これは玲雄に限った事でなく、わんちゃんたちは、日々飼い主達の日常を観察しているのだろうと、改めて思う今日この頃。。。
さて、人間の方はどのくらいその事に気づいているのだろうか。。。
私もまだまだ、見逃している事が多そうだ(笑)。